ヤング・嶋仲拓巳と寺田晃弘の経歴と学歴は?ザ・ノンフィクション出演

関西のお笑いシーンで独自の存在感を放ち続けているコンビ「ヤング」。2025年5月11日放送のフジテレビ系ドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』に登場し、一躍注目を浴びました。とはいえ、彼らを初めて知ったという人も多いはず。

そこで本記事では、ヤングの2人──嶋仲拓巳さんと寺田晃弘さんの学歴や経歴、そして“インディーズ芸人”としてのこだわりと活動の裏側までを詳しくご紹介していきます。


目次

ヤングとはどんなコンビ?

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「ヤング」は、大阪出身の嶋仲拓巳さんと奈良出身の寺田晃弘さんによるお笑いコンビ。派手な芸風ではなく、トークの力で笑いを生み出す“しゃべくり漫才”を得意とし、ライブを中心に地道な活動を続けています。

彼らの面白さは、いわゆる「テレビ受け」を狙った笑いではなく、じっくりと作り込まれた話芸にあります。一度ライブで観たらクセになる。そんな“生の漫才”を追求する姿勢が、多くのファンの心を掴んでいるのです。


嶋仲拓巳と寺田晃弘の学歴|高偏差値コンビだった!

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ヤングの2人が出会ったのは、偏差値70超とも言われる名門・大阪星光学院中学校・高等学校。

ここで同じクラスになった2人は、2003年、まだ高校1年生のときに「ぷくぷく隊」というコンビを組みました。初めての漫才経験にもかかわらず、彼らは高校生限定のお笑い大会「M-1甲子園」でいきなり決勝進出を果たすという快挙を成し遂げています。

高校卒業後も2人の道は分かれず、ともに大阪市立大学(現・大阪公立大学)に進学。大学在学中もお笑い活動を継続し、2008年には本家「M-1グランプリ」で準決勝進出という実力を発揮しました。

学歴と実力、そしてコンビ愛。これだけ揃っている芸人はなかなかいません。


改名と独立|“ヤング”としての再出発

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2011年、彼らはコンビ名を現在の「ヤング」に改名。

同時に、所属していた事務所を離れ、自らの手で設立した個人事務所「株式会社フールズ」で活動をスタートさせます。代表は寺田晃弘さん。文字通り“自営業芸人”としての道を選んだわけです。

この時期の決断は、彼らの「テレビで売れるより、自分たちの舞台で笑いを届けたい」というスタンスを色濃く反映しています。


ライヴ喫茶「亀」とは?若手芸人の聖地を運営

2015年、ヤングの2人は大阪・日本橋に小さなライブスペース「ライヴ喫茶 亀」をオープン。嶋仲さんが店主として現場を切り盛りし、寺田さんは経営面を支えます。

ここ「亀」こそが、彼らの芸人人生を語るうえで欠かせない場所です。

所属に関係なく、実力勝負で勝ち抜いてきた若手芸人たちが集まるライブが連日開催され、ミルクボーイや金属バットなど、今やテレビで活躍する人気コンビたちもこの場所から巣立っていきました。

しかし2019年、建物の立ち退きにより一時休業。しばらく活動が空白になりますが、2020年には大阪市の玉造に場所を移し、無事に再オープン。芸人たちの新たな拠点として、今も活気にあふれています。


『ザ・ノンフィクション』で描かれるリアルな芸人生活

2025年5月11日放送の『ザ・ノンフィクション』では、この「ライヴ喫茶 亀」を舞台に活躍する芸人たちにスポットが当たります。

主役はもちろんヤング。彼らの地道で誠実な活動、後輩芸人への支援、時にお金もままならない過酷な現実……テレビではなかなか描かれない“リアル”な芸人の姿が、丁寧に映し出されます。

また、番組ではクリスタル大坪さんや村橋ステムさんなど、「亀」に集う個性派芸人たちにも密着。視聴者からは「涙が出た」「夢を追うってこういうこと」と大きな反響が寄せられています。


ヤングの魅力は“売れないこと”にある?

一見皮肉にも聞こえるかもしれませんが、ヤングの魅力は「売れない」ことにこそあります。

彼らは「テレビに出ることが成功」だとは思っていません。自分たちの目の届く範囲で、顔の見えるお客さんに向かって笑いを届ける。そこにこだわっているからこそ、20年という長い活動歴を持ち、多くの後輩から尊敬される存在となっているのです。

そんな彼らの漫才は、流行やウケ狙いに走ることなく、真っ直ぐで誠実。だからこそ、心に残るのです。


プロフィールまとめ

嶋仲 拓巳(しまなか たくみ)

  • 生年月日:1988年1月7日

  • 出身地:大阪府大阪市

  • 担当:ボケ

  • 学歴:大阪星光学院 → 大阪市立大学

  • 特技:ギター演奏、ライブハウス運営

寺田 晃弘(てらだ あきひろ)

  • 生年月日:1988年1月20日

  • 出身地:奈良県香芝市

  • 担当:ツッコミ

  • 学歴:大阪星光学院 → 大阪市立大学

  • 特技:レスリング(大阪公立大学レスリング部の監督)


最後に|ヤングの今後に注目!

テレビの世界に身を投じることなく、自らの理想を形にし続けているコンビ・ヤング。その生き様は、芸人という枠を超えて多くの人の心を動かしています。

これからも、彼らの活動や「ライヴ喫茶 亀」から誕生する新たな才能に注目が集まることでしょう。まだ彼らの漫才を観たことがない方は、ぜひ一度ライブ会場に足を運んでみてください。画面越しでは伝わらない、本物の笑いがそこにはあります。

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